【完】わたしの恋のキューピッド
「そちら、とってもいいですよ?」
え・・・!?
振り返ると店員のおねえさんが
ニコニコしながら声をかけてきた。
「えっと・・・?」
「その浴衣とっても人気ですよ?
彼氏さんの言ったように、
清楚だけど大人っぽさがあるということで
よく売れてるんですよ?」
あれ?なにかが引っかかる・・・
「あ!えっと!彼氏じゃ・・・!」
「へー?やっぱりな?
俺、女の好みとかはあんまわかんないけど、
センスはあるほうだと思ってますから!」
「ちょっと!!蓮!?」
私が弁解しようとしたのに
蓮は”彼氏”というワードが聞こえなかったのか
うれしそうな表情で言った。
「・・・・・・」
「で、藍?どうするんだ?」
「え!?な、なにが!?」
「だーかーらー!
浴衣だよ!結局なにを買うんだ?」
「うーん・・・」
え・・・!?
振り返ると店員のおねえさんが
ニコニコしながら声をかけてきた。
「えっと・・・?」
「その浴衣とっても人気ですよ?
彼氏さんの言ったように、
清楚だけど大人っぽさがあるということで
よく売れてるんですよ?」
あれ?なにかが引っかかる・・・
「あ!えっと!彼氏じゃ・・・!」
「へー?やっぱりな?
俺、女の好みとかはあんまわかんないけど、
センスはあるほうだと思ってますから!」
「ちょっと!!蓮!?」
私が弁解しようとしたのに
蓮は”彼氏”というワードが聞こえなかったのか
うれしそうな表情で言った。
「・・・・・・」
「で、藍?どうするんだ?」
「え!?な、なにが!?」
「だーかーらー!
浴衣だよ!結局なにを買うんだ?」
「うーん・・・」