元カレには彼女がいる。でも好きで仕方ない
コンビニで必要なものを揃えて優希の家へ向かう。
わたしは歩きながら今買ったのもをビニール袋からガサガサと出した。
「あはは!家まで我慢しろよ!」
笑っている優希を横目にわたしは
メロンパンとミルクティーを頬張っている。
「涼くんを補給中♡」
「……はっ?」
「涼くんと一緒に食べるメロンパンと、涼くんと一緒に飲んでるミルクティー♡だから涼くんの味なのっ♡」
二つを抱きしめるように持つと
涼くんとの夏休みを振り返りそうになる。
カシャ…
「えっ?」
「咲良めっちゃいい顔してたから!」
「ちょっと、いきなりはダメだよぉ〜
これじゃ、ただの食いしん坊じゃん〜」
「いいじゃん!幸せそうな顔してた!
写真アートに使える一枚だよ」
優希に見せてもらったカメラ画面には
見たことない表情のわたしがいた。
学園祭の計画も写真の準備も涼くんとの浮かれ話も優希はわたしが心地よく過ごせる時間に変えてくれた。
そして涼くんの話をしていたら、
涼くんに早く会いたくなった。
もう少し頑張ろうかな…なんて
やっぱり好きだな…なんて。
数分後にボロボロになることも
知らず優希に大きく手を振っていた。
わたしは歩きながら今買ったのもをビニール袋からガサガサと出した。
「あはは!家まで我慢しろよ!」
笑っている優希を横目にわたしは
メロンパンとミルクティーを頬張っている。
「涼くんを補給中♡」
「……はっ?」
「涼くんと一緒に食べるメロンパンと、涼くんと一緒に飲んでるミルクティー♡だから涼くんの味なのっ♡」
二つを抱きしめるように持つと
涼くんとの夏休みを振り返りそうになる。
カシャ…
「えっ?」
「咲良めっちゃいい顔してたから!」
「ちょっと、いきなりはダメだよぉ〜
これじゃ、ただの食いしん坊じゃん〜」
「いいじゃん!幸せそうな顔してた!
写真アートに使える一枚だよ」
優希に見せてもらったカメラ画面には
見たことない表情のわたしがいた。
学園祭の計画も写真の準備も涼くんとの浮かれ話も優希はわたしが心地よく過ごせる時間に変えてくれた。
そして涼くんの話をしていたら、
涼くんに早く会いたくなった。
もう少し頑張ろうかな…なんて
やっぱり好きだな…なんて。
数分後にボロボロになることも
知らず優希に大きく手を振っていた。