オレ様男子に愛されて。(上)


「ち、ちょっと待ってよー!」



ん?誰だ?



「聞いてんの?律。」


「蒿(こう)、お前遅い。」


「いや、だからって、昼ごはんに誘った僕を置いていくのはひどいよ!」



いや、え?

勝手に話が進んでますが?



「あのー.....、あなた誰ですか?」


ゆう!

これまたはっきり言ったね.....



「あ、え、ごめんなさい!
僕は、律の友達の蒿です。
律が迷惑かけて、ごめんなさい!
ついでに、僕も邪魔してごめんなさい」



おぉ、1人でごめんなさい畑に走って行こうとしてるね蒿くん。



「それで、僕も一緒に弁当食べていいかなー?」


え、増えるの?



「しょーがないなー、いいよ!」



ゆう、またあんたは勝手に.....



「ゆう、人増やしていいの?」


「え、ゆなは3人で食べたかったの?」



あ、いや、決してそんなことは.....



「じゃあ、一緒に食べよ?」



「「いただきまぁーす!」」


< 18 / 49 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop