オレ様男子に愛されて。(上)
「ち、ちょっと待ってよー!」
ん?誰だ?
「聞いてんの?律。」
「蒿(こう)、お前遅い。」
「いや、だからって、昼ごはんに誘った僕を置いていくのはひどいよ!」
いや、え?
勝手に話が進んでますが?
「あのー.....、あなた誰ですか?」
ゆう!
これまたはっきり言ったね.....
「あ、え、ごめんなさい!
僕は、律の友達の蒿です。
律が迷惑かけて、ごめんなさい!
ついでに、僕も邪魔してごめんなさい」
おぉ、1人でごめんなさい畑に走って行こうとしてるね蒿くん。
「それで、僕も一緒に弁当食べていいかなー?」
え、増えるの?
「しょーがないなー、いいよ!」
ゆう、またあんたは勝手に.....
「ゆう、人増やしていいの?」
「え、ゆなは3人で食べたかったの?」
あ、いや、決してそんなことは.....
「じゃあ、一緒に食べよ?」
「「いただきまぁーす!」」