オレ様男子に愛されて。(上)
晩ご飯も食べて、お風呂も入って、
ついに女子会突入です!
「じゃあ、1つ聞くね?」
「ゆう、どうしたの?」
「ゆなってー、律くんのこと、ほんとはどう思ってるの?」
嫌い!
って言いたいところだけど.....
「自分でもよく分からないんだー.....」
「どーゆーこと?」
「嫌いだって思うんだけど、なんか、嫌いだって思った時に、ちょっともやってする気がする。」
「ふーん。」
ゆう?
なんでそんなにニコニコしてるの?
「それで?」
「もやってする原因が全く分からない、でも、神崎としゃべる時は、クーラーが欲しくなると思う!」
「へ?クーラー?」
「うん、だって、なんかあっついんだもん。神崎がいると暑くならない?」
ゆう、なぜ笑ったまま何も言わないの?
あ、そっか!
「ゆう!
なんで暑くなるか分かった!」
「分かったの?!
ゆな、おめで「神崎って、きっと熱を帯びてるんだ!だから暑いのか!」
「ああ.....」
ゆう?!
どうしたの?!
「ゆなって、ほんと鈍感!
これじゃ律くんも困るの分かるよ。」
な、なんでこんなに呆れられてるの?!
「もう!ゆな、寝るよ!」
「え、女子会は?!」
「後は、ゆなが自分で考えなさい♡」
「え?」
結局、私は神崎のことをどう思ってるか、よく分かんないままだった。
ゆうはなんか分かってたみたいだけど。