オレ様男子に愛されて。(上)
次の日駅に行くと、
電車の中に神崎がいた。
「神崎、えーと、おはよ。」
「はよ。」
な、なんて気まずいの?!
「で、考えてくれた?」
「なにを?」
「俺と付き合うかどう.....」
ばしっ!
とりあえず神崎の口を押さえる。
ぺろっ。
な、なめてきやがった!
私の手を!
くっ.....
「嫌いじゃないから!」
「じゃあ、好き?」
「す、き.....」
「なんて?
聞こえなかった。」
はぁ?
私が勇気をふりしぼったというのに!
「もう1回言って?」
ニヤニヤしながら聞いてくる。
絶対聞こえてたでしょ!
もう.....
「好き、だよ?」
ちゅっ。
「知ってる。」
こうして、
私達は付き合うことになりました。
〜end〜