キミ色の手紙~繋がる奇跡~
過去は過去だから
海斗は携帯を持っていないらしく、ずっと続けている手紙交換。
気がつけば家の引き出しにたくさんたまっていって、それを眺めていると少し幸せな気持ちになる。
土曜日の今日は、本当は乃愛達と期末お疲れ様カラオケに行くはずだったんだけど、急遽予定変更。
なんと、海斗と会うことになった。
昨日の海斗からの手紙で、こう書いてあった。
優菜へ
そのことなんだけど、手紙に書ける感じでもないから、明日会えない?
暗い話になっちゃうかもしれないし、聞きたくなかったら別にいいよ。
一応、明日10時に優菜の家に迎えに行くよ。
考えといて。
海斗
2人に事情を説明したら、カラオケなんていつでも出来るんだから、行ってきなよ!って言われた。
というわけで、やっと今日着ていく服が決まったところ。
海斗と2人になるのは久しぶりだし、緊張するなぁ。
ていうか、もうすぐ時間じゃん……。
約束の10時はもうすぐだった。
気がつけば家の引き出しにたくさんたまっていって、それを眺めていると少し幸せな気持ちになる。
土曜日の今日は、本当は乃愛達と期末お疲れ様カラオケに行くはずだったんだけど、急遽予定変更。
なんと、海斗と会うことになった。
昨日の海斗からの手紙で、こう書いてあった。
優菜へ
そのことなんだけど、手紙に書ける感じでもないから、明日会えない?
暗い話になっちゃうかもしれないし、聞きたくなかったら別にいいよ。
一応、明日10時に優菜の家に迎えに行くよ。
考えといて。
海斗
2人に事情を説明したら、カラオケなんていつでも出来るんだから、行ってきなよ!って言われた。
というわけで、やっと今日着ていく服が決まったところ。
海斗と2人になるのは久しぶりだし、緊張するなぁ。
ていうか、もうすぐ時間じゃん……。
約束の10時はもうすぐだった。