【完】いつも通っている道に恋が生まれる

「すいません、お待たせして……」
私は犬飼さんに言った。

「いや大丈夫ですよ。さっき程のベンチで待っているの楽しかったですから」
私は、犬飼さんの発言がよく理解出来なかった。

「あ、そうでしたか、犬飼さんはどこでお昼を食べようと思ってたんですか?」

犬飼さんは、周りを見渡して店を選んでいた。

「いや、あまり私食べ物には詳しくないので……花守さん選んでくれますか?」

犬飼さんは、笑顔で、私に言ってきた。

「…いいですよ。それなら、私のお勧めな所あるんですけどそこでいいならそこでいいですか?」

「はい、そこでお願いします」
犬飼さんは私を見て笑顔で返事をしてくれた。

私は、お勧めな所まで犬飼さんを連れていた。

私のお勧めな所とは、喫茶店「星」だ。
人気とはいえないが、小さい喫茶店をやっていて、イタリアンが凄く美味しいのでここをお勧めした。

犬飼さんに、気に入ってくれるかは分からないけど。

私は犬飼さんを喫茶店「星」に連れて行った。
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