【完】いつも通っている道に恋が生まれる

梅原さんはそう言い、私の唇を塞いだ。

「……なんなのよ」

私はそう言い、私もなぜか梅原さんの唇を塞いでいた。

それは衝動的だった。

私は梅原さんにお願いをした。

「わがままかもしれませんけど……梅原さん。花守さんじゃなくて、真白って呼んでください」

梅原さんは、笑顔で私に最高の言葉を放った。

「真白。好きだ」
梅原さんは、私に最高の言葉を放ち、抱き合い、私の唇を塞いだ。


私達は、いつも通っている道で出会った。
ふられて失敗して、友達になったあなたと話をしてあなたの知らない一面を見れた。

あなたの優しさや臆病なところ、今思えば、好きでした。あなたとの出会いが私の世界を変えてくれた。

ありがとう。

悲しみや楽しみも分かち合い、乗り越えてあなたと生きていきたいと思う。


End
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