ほたるの初恋、消えた記憶
空港はかなり込み合っていて、荷物検査があるなんて知らなかった。


キャリーバックを預け、手に持ってるバックの中身を確認するとは思ってなくて。


お守りが6個出て来たから隠した。


私のバックだけピーとか鳴るし、何も隠してないからね。


祐吾が私のバックを確認してくれた。


多分バックに金属がついていたから鳴ったみたいで、無事に通れて良かったよ。


もう半泣き状態だ。


美幸が大丈夫だからと言うけど、かなり怖いです。


一時間半で北海道へ着くらしいけど耳鳴りはするし、耳が塞がった感じで気持ち悪い。


祐吾が飴をなめると楽になると、飴を口の中に入れてくれた。


美幸は窓から外をみて、凄いよと騒いでるけど、とてもじゃないけど外なんてみれないよ。


早く下りたい。


飛行機はもう嫌だ。


頭もガンガンして最悪だった。
























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