ほたるの初恋、消えた記憶

誠也さんの告白

ホテルは満室で祐吾と同じ部屋に泊まる事になってしまった。


かなりの緊張です。


祐吾のその余裕な態度にムカつくけど。


ベットは一つしかないし、どうしよう。


ちょっと、祐吾!


シャワーを浴びて来た祐吾が私に近く。


思わず後ずさりをした。


祐吾が笑いだす。


「何を心配してるのかな。今日はほたるに手を出さないから、安心して。」


う、う、返すことばがみつからない。


「でも、同じベットで寝るから。」


「はい。」


急いでシャワーを浴びた。


祐吾はベットで気持ち良さそうに寝ている。


期待していた自分が恥ずかしい。


あ、美幸に電話しよう。


美幸のおせっかいで、こうして祐吾に会えたのだから。


本当に美幸には敵わない。




















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