ほたるの初恋、消えた記憶
夕食はお客様と一緒にバーベキュー。


うちの野菜は上手いとお客様も誉めてくれるから、じいちゃんは嬉しそうだ。


菊地は苦手なピーマンが食べれたと、子供みたいに喜んでるし。


手伝ってくれた仲間にアルバイト料はいらないと言われ、その代わりに夕食を食べてもらう事にした。


じいちゃんが作りがいあると涙を流し喜んでると、菊地が休みの日に手伝いに来る宣言してるしけど、菊地はもう来なくていい。


菊地が私に近づく度に祐吾が牽制に来るし、菊地と祐吾はウザい所が似てる気がするんだけど。


「本当に美味しいね。」


野菜嫌いだった美幸が、うちの野菜は食べれるようになった。


キャベツが甘いなんて知らなかった。


私も同じだ。


じいちゃんの野菜のおかげて、病気もせずにここまで成長したと思う。


じいちゃんありがとうね。


じいちゃん、大好きだよ。












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