*武士の花*~花は桜木、人は武士~
どこから、狙われているのか
検討がつかない
皆がピリピリする
渉の目が少し笑った
「辰!!」
そう、声を出した途端
渉が、総司の前に立った
「あそこだ!!」
グサッ
右手を上げ、叫ぶのと同時に
渉の左肩に、クナイが刺さった
「渉!!」
残りのひとりは、忍だった
肩からクナイを抜き、そこら辺に転がす
総司が、渉の廻りで狼狽する
「落ち着け沖田!これくらいで死ぬかよ!
目障りだから、大人しくしろ!!」
渉は、冷静だった
倒した奴らに縄を掛けたり、屋敷を調べているうちに、夜が明けはじめた
渉「引き上げる」
土「まて」
渉「なに?」
土「そのまま帰る気か?
屯所で治療して帰れ!」
辰「ご心配なく、俺は医者です」
シュッ
烝「俺かて、医者や!!俺が診る!」
辰「なんだ?てめぇ!!」
烝「なんや!!」
渉「ぷははっ辰!山崎さんだ!」
辰「ええ!!コイツが!?」
ジロジロ山崎を見てから
辰「渉でよかった!!」
なんの話だか、理解ができなかった
辰と言う奴と山崎がにらみ合う
渉「人目につきたくないから、帰る」
沖「駄目です!!早く治療しないと!」
斎「うむ、出血が多い、動かない方が良いだろう」
辰「とりあえず、他の仲間は帰らせよう
そちらで、治療だけさせて貰おう」
永「よし、渉!乗れ!」
渉「は?歩けるし……」
おんぶしてやる!と永倉が背中を出す
原「遠慮すんな!」
原田が渉の背中を押す
渉「いいって!!」
藤「照れてんのか?」
渉「照れてねぇ!!」
弘「渉くらい、細けりゃ永倉さんは、余裕だぞ?
俺がおぶるか?」
渉「歩けるってば!!」
結局、人目につくのが嫌だからと
辰己、山崎、渉は、屋根上をスタスタと
屯所に向かって走って行った
検討がつかない
皆がピリピリする
渉の目が少し笑った
「辰!!」
そう、声を出した途端
渉が、総司の前に立った
「あそこだ!!」
グサッ
右手を上げ、叫ぶのと同時に
渉の左肩に、クナイが刺さった
「渉!!」
残りのひとりは、忍だった
肩からクナイを抜き、そこら辺に転がす
総司が、渉の廻りで狼狽する
「落ち着け沖田!これくらいで死ぬかよ!
目障りだから、大人しくしろ!!」
渉は、冷静だった
倒した奴らに縄を掛けたり、屋敷を調べているうちに、夜が明けはじめた
渉「引き上げる」
土「まて」
渉「なに?」
土「そのまま帰る気か?
屯所で治療して帰れ!」
辰「ご心配なく、俺は医者です」
シュッ
烝「俺かて、医者や!!俺が診る!」
辰「なんだ?てめぇ!!」
烝「なんや!!」
渉「ぷははっ辰!山崎さんだ!」
辰「ええ!!コイツが!?」
ジロジロ山崎を見てから
辰「渉でよかった!!」
なんの話だか、理解ができなかった
辰と言う奴と山崎がにらみ合う
渉「人目につきたくないから、帰る」
沖「駄目です!!早く治療しないと!」
斎「うむ、出血が多い、動かない方が良いだろう」
辰「とりあえず、他の仲間は帰らせよう
そちらで、治療だけさせて貰おう」
永「よし、渉!乗れ!」
渉「は?歩けるし……」
おんぶしてやる!と永倉が背中を出す
原「遠慮すんな!」
原田が渉の背中を押す
渉「いいって!!」
藤「照れてんのか?」
渉「照れてねぇ!!」
弘「渉くらい、細けりゃ永倉さんは、余裕だぞ?
俺がおぶるか?」
渉「歩けるってば!!」
結局、人目につくのが嫌だからと
辰己、山崎、渉は、屋根上をスタスタと
屯所に向かって走って行った