＊武士の花＊～花は桜木、人は武士～

「うわぁ！！どうした！！その髪！！」

幹部達が口を開け、間抜け面になってる中
弘吉が叫んだ


渉「へ？切った」　　　

弘「じゃねえよ！！お前…女だぞ！！」

渉「だからなんだ？」

沖「似合うじゃないですかぁ」

渉「沖田！！お揃いにするか！？」

沖「ぜんざい、たぁーべよ！！」


女程ではないが、長い髪を切られまいと
話をそらした…

渉「沖田ってさぁ…渉に似てるんだよなぁ
うまいか？」

沖「うん！！美味しいです！」


総司を見ながら、ふふふと笑う渉未

よかった



弘「そうかなぁ？」


総司と七重になってた渉が、似てると思えないらしい


土「ぜんざいの食い方じゃねぇか？」

弘「確かに七重は、ぜんざい好きで
桜になってから、ぜんざいぜんざいって言って、そのせいで女達が渉にぜんざいをせがむようになったんだよなぁ」

土「そういや…　渉未！！
お前、置屋に帰るって言ってたよな？」

渉「ん？そうだけど？」

土「忍組は？」

渉「あぁ、破門になった」








…………







コイツ、問題児かよ！！










渉「なに？その目？潰されたいのか？」

土「っ！！たくっ！！物騒な奴だ！！」


本気で潰されかねないと察し、ぜんざいを手に取り、食べ始める




うっんめぇ～なぁ～