*武士の花*~花は桜木、人は武士~
渉未を見ると
少し視線を落とし、淋しそうにする
いつも、するよな……
近「おや?渉!?」
渉「近藤さん!!こんにちは!
……あれ? おソノ?」
近藤さんが連れている
今日から、新選組で働く女を
渉未は、知っているらしい
そして…
おソノは、渉未を見て顔を赤らめた……
どうやら、渉未…渉に、想いを寄せているようだ
ソ「渉さん、新選組に入られたんですか?
私、今日からこちらで女中をするんです」
渉「……なぁ?」
ソ「きゃあ」
渉「女中の仕事にコレいるのか?」
おいおい……
渉未は、おソノの胸元に手を入れ、短刀を取り上げた
ソ「ごっ護身用です/////」
渉「あっそ… ここの男達は、女中に手出しは、しねぇよ!心配すんな!」
渉未は、優しく言って短刀を俺に渡す
おソノは、顔を赤くしたまま俯いている
そりゃあ、好いた男に胸元を探られたんだからな……
渉未は、女だけど……
近藤さんが、どうしたものかと少し苦笑いして、俺を見る
土「渉の言うとおり!
俺達は、お前を傷物にしたりしねぇよ!」
俺の言葉に、コクリと頷いた
近藤さんとおソノが他所に行ったあと
永「おめぇ……女の恋仲もいたのか?」
原「モテるとは、聞いていたがねぇ」
沖「僕、びっくりしましたよ!」
弘「渉!!誰だよ!!」
皆が一斉に喋るのを渉未は、面倒くさそうに聞き
渉「俺が首になった店の娘
おソノは、俺と椿が付き合っていると
信じてるから!よろしく!」
なんだかんだと、話しているうちに
山崎が帰って来た
ドサッ
手に持っていた荷物を廊下に落とし
口を開けている
渉「おかえり!落ちたよ?」
渉未が声を掛けると、少しずつ
近づいて
渉未の短くなった髪をすくう
廻りに俺達がいるのに、山崎は渉未をそっと抱きしめ
「よぉ頑張ったな……
せやけど……もう、アホなことすんなや」
渉未は、ニコニコして山崎の言葉に頷く
「七重……」
山崎にそっと抱きしめ返して
「烝さん?
人前で、んなことすんな!!」
ドサァー
山崎を庭に投げ落とした
「いったぁ!!なにすんねん!!」
「昼間から抱きつくな!!助平!!」
さっき自分は、女の胸に手を入れといて
そりゃあねぇだろ
とにかく、山崎と渉未が仲直り出来て
よかった
皆も2人を見て、同じ気持ちのようだ
沖「ぷぷぷっ 山崎くんなんてやめて
僕のお嫁さんになりましょうか?」
ひとり例外がいたらしい……
ゴンッ
沖「土方さん!痛いです!」
土「人の恋路を邪魔する奴は… だろ?」
少し視線を落とし、淋しそうにする
いつも、するよな……
近「おや?渉!?」
渉「近藤さん!!こんにちは!
……あれ? おソノ?」
近藤さんが連れている
今日から、新選組で働く女を
渉未は、知っているらしい
そして…
おソノは、渉未を見て顔を赤らめた……
どうやら、渉未…渉に、想いを寄せているようだ
ソ「渉さん、新選組に入られたんですか?
私、今日からこちらで女中をするんです」
渉「……なぁ?」
ソ「きゃあ」
渉「女中の仕事にコレいるのか?」
おいおい……
渉未は、おソノの胸元に手を入れ、短刀を取り上げた
ソ「ごっ護身用です/////」
渉「あっそ… ここの男達は、女中に手出しは、しねぇよ!心配すんな!」
渉未は、優しく言って短刀を俺に渡す
おソノは、顔を赤くしたまま俯いている
そりゃあ、好いた男に胸元を探られたんだからな……
渉未は、女だけど……
近藤さんが、どうしたものかと少し苦笑いして、俺を見る
土「渉の言うとおり!
俺達は、お前を傷物にしたりしねぇよ!」
俺の言葉に、コクリと頷いた
近藤さんとおソノが他所に行ったあと
永「おめぇ……女の恋仲もいたのか?」
原「モテるとは、聞いていたがねぇ」
沖「僕、びっくりしましたよ!」
弘「渉!!誰だよ!!」
皆が一斉に喋るのを渉未は、面倒くさそうに聞き
渉「俺が首になった店の娘
おソノは、俺と椿が付き合っていると
信じてるから!よろしく!」
なんだかんだと、話しているうちに
山崎が帰って来た
ドサッ
手に持っていた荷物を廊下に落とし
口を開けている
渉「おかえり!落ちたよ?」
渉未が声を掛けると、少しずつ
近づいて
渉未の短くなった髪をすくう
廻りに俺達がいるのに、山崎は渉未をそっと抱きしめ
「よぉ頑張ったな……
せやけど……もう、アホなことすんなや」
渉未は、ニコニコして山崎の言葉に頷く
「七重……」
山崎にそっと抱きしめ返して
「烝さん?
人前で、んなことすんな!!」
ドサァー
山崎を庭に投げ落とした
「いったぁ!!なにすんねん!!」
「昼間から抱きつくな!!助平!!」
さっき自分は、女の胸に手を入れといて
そりゃあねぇだろ
とにかく、山崎と渉未が仲直り出来て
よかった
皆も2人を見て、同じ気持ちのようだ
沖「ぷぷぷっ 山崎くんなんてやめて
僕のお嫁さんになりましょうか?」
ひとり例外がいたらしい……
ゴンッ
沖「土方さん!痛いです!」
土「人の恋路を邪魔する奴は… だろ?」