*武士の花*~花は桜木、人は武士~
~沖田総司~

計画通り七重は、ひとり


沖「七重?山崎くんがいないくて、さみしいね?」

七「はい……」

沖「明日、帰ってくるよ!僕も近藤さんを迎えに行くんだ」

七「私も行きたい!!」

沖「待ってたら、帰ってくるよ?
それに、決定権はないから
土方さんにお願いしたら?」

七重は、バタバタと土方さんの部屋へ




向かうはずだった……



予想外におソノのもとへ

七「おソノさん!!渉に会いに行こう!」

なんと……

おソノを味方につけ、土方さんの部屋へ


七重は、土方さんが苦手


どうするかなぁ~なんて、思ってたけど


さすがだね……


弘「沖田さん?」

沖「やぁ!弘吉くん!!どうしたの?」

弘「七重の見張り役ですよ
局長が渉といること、知らないはずですよね?」

沖「そうだねぇ… まぁ 驚くこともないけど… 明日は、大変そうだねぇ ケホッ」

弘「無理しないでくださいね!!」


笑顔で応えておく


だって、無理しなくちゃ

近藤さんを守れないよ




渉は、土方さんが守るだろうから


僕は、近藤さんを






さぁ 明日の為に刀の手入れをしておこう









< 245 / 291 >

この作品をシェア

pagetop