*武士の花*~花は桜木、人は武士~
翌朝
七「おはよう!!朝餉だよ!!」
七重に起こされて、居間へ
すでに土方さんは、支度を整え座っている
沖「起こしてくれたらいいのに…」
七「起こしにいったじゃない!!」
沖「土方さんに言ってるの!!」
七「沖田が気持ち良さそうに寝てるから
ギリギリまで、寝かしてやりたいって」
沖「確かによく眠れましたねぇ
松本先生のお薬のおかげですね!!」
普段なら、咳で何度も起きる
沖「あら?……いつ帰ってきたの?」
土「夜中らしい……」
僕
そんな物音にも気づかなかったのかな?
らしいってことは、土方さんもかな?
まぁ、忍なんだから気づかれても
困るか
おいしい朝餉を頂いて、縁側に3人で腰を下ろす
土「近藤さんが、お前と話してから
入隊させるかどうか、判断するそうだ」
七「そう…」
沖「七重は、いいの?入隊して」
七「……」コクッ
どうして?
土方さんも、七重の反応に不安になってるみたい
七重は、白黒はっきりしている性格
なのに……曖昧に、小さく頷く
迷ってるの?
土「無理にとは言わねぇ
姉のところで待っててもいいぞ?」
七「土方さんのそばにいたい……」
沖「何かあったの?」
七「……邪魔にならないかなって」
土「お前なら、大丈夫だろ!?」
沖「そうですよ!!」
七「近藤さんと話してみるね!」
話をそらすように、七重が立ち上がる
七「2人とも、そろそろ戻ったら?
私は、ここに3日ほどいる!」
土「じゃあ、3日後に迎えにくる」
七「副長がちょろちょろしてたら、ダメ!
ちゃんと行くから!!心配しないで!!」
七重は、最もな事を言い
半ば強引に、僕らを帰らせた
沖「何かあったんでしょうね?」
土「だろうな……
近藤さんになら、話せるんだろう?」
沖「恋仲になっても、うまいこといきませんね?」
土「だな」
珍しく、怒らないのは、七重が心配なのか
頼られなかったことを悲しんでいるのか
僕達は、それ以上の話はしなかった
七「おはよう!!朝餉だよ!!」
七重に起こされて、居間へ
すでに土方さんは、支度を整え座っている
沖「起こしてくれたらいいのに…」
七「起こしにいったじゃない!!」
沖「土方さんに言ってるの!!」
七「沖田が気持ち良さそうに寝てるから
ギリギリまで、寝かしてやりたいって」
沖「確かによく眠れましたねぇ
松本先生のお薬のおかげですね!!」
普段なら、咳で何度も起きる
沖「あら?……いつ帰ってきたの?」
土「夜中らしい……」
僕
そんな物音にも気づかなかったのかな?
らしいってことは、土方さんもかな?
まぁ、忍なんだから気づかれても
困るか
おいしい朝餉を頂いて、縁側に3人で腰を下ろす
土「近藤さんが、お前と話してから
入隊させるかどうか、判断するそうだ」
七「そう…」
沖「七重は、いいの?入隊して」
七「……」コクッ
どうして?
土方さんも、七重の反応に不安になってるみたい
七重は、白黒はっきりしている性格
なのに……曖昧に、小さく頷く
迷ってるの?
土「無理にとは言わねぇ
姉のところで待っててもいいぞ?」
七「土方さんのそばにいたい……」
沖「何かあったの?」
七「……邪魔にならないかなって」
土「お前なら、大丈夫だろ!?」
沖「そうですよ!!」
七「近藤さんと話してみるね!」
話をそらすように、七重が立ち上がる
七「2人とも、そろそろ戻ったら?
私は、ここに3日ほどいる!」
土「じゃあ、3日後に迎えにくる」
七「副長がちょろちょろしてたら、ダメ!
ちゃんと行くから!!心配しないで!!」
七重は、最もな事を言い
半ば強引に、僕らを帰らせた
沖「何かあったんでしょうね?」
土「だろうな……
近藤さんになら、話せるんだろう?」
沖「恋仲になっても、うまいこといきませんね?」
土「だな」
珍しく、怒らないのは、七重が心配なのか
頼られなかったことを悲しんでいるのか
僕達は、それ以上の話はしなかった