*武士の花*~花は桜木、人は武士~
~土方歳三~
気のせいじゃないと思う
最近、弘吉と渉は、俺の廻りでちょろちょろしてる
時々、総司が混ざって騒ぐ
うるさいとか、そんなこともないけど
気になる
永倉や原田がいないから、俺を心配してんのか?
とにかく… 気になる
松本先生からの提案で、新選組の名で
敵を刺激しないように、隊名を
鎮撫隊とし
近藤さんは、大久保 剛
俺は、内藤 隼人
と、変名した
渉「隼人、どうした?難しい顔して」
土「……んぁ?」
父の名を貰い、隼人としたけど
慣れねぇな
渉「隼人」
土「おう」
渉「俺が、七重だったり渉だったりするみたいに、名前変わるとへんだな」
弘「自分で言うな!!」
沖「土方さん!」
土「なんだ?総司」
沖「駄目ですね…隼人でしょ!」
土「そうだった……」
3人が、心配って目を向ける
この頃
隊士募集で、日に日に、人が増え
統率を計るのに、頭を悩ませていた
俺は、常に先頭に立ち
皆に激を飛ばした
そうすることで、隊士がまとまり
士気が上がった
沖「ゲホッ ゲホッ ゲホッ」
総司の労咳は、少しづつ悪くなる
ある日
新選組ではないかと、疑われる
近「俺が、大久保 大和と変名し投降しよう!隼人、鎮撫隊を任せる」
大将が投降だなんて、させるかよ!!!
土「なに言ってやがる!!」
近「少しでも、時間を作り、隊士を会津へ
いいか!!これは、局長命令だ!!!」
こんな威勢の良い近藤さんは、久しぶりだ
豪快に笑って、総司と渉の頭を撫でる
涙をこらえ、拳を震わせる2人
近藤さんは、堂々と投降した
土「斎藤、支度してくれ……」
先に、隊士を動かした
俺は、近藤さんを助けて欲しいと
知り合いに頼んで廻った
残っている隊士に、稽古をつける渉
「少しいいか?」
「はい」
人気のない所へ誘い出した
「近藤さんは、どうなる?」
「それを聞いてどうするの?」
質問を質問で返してきた
どうするかなんて、決まってる
「近藤さんを助けたい!!」
「隼人、近藤さんの気持ちを大事にして!
助けることは、出来ない!
前を向いて、隼人が今やるべきことをして!」
それは、近藤さんが死ぬと言うことか?
気のせいじゃないと思う
最近、弘吉と渉は、俺の廻りでちょろちょろしてる
時々、総司が混ざって騒ぐ
うるさいとか、そんなこともないけど
気になる
永倉や原田がいないから、俺を心配してんのか?
とにかく… 気になる
松本先生からの提案で、新選組の名で
敵を刺激しないように、隊名を
鎮撫隊とし
近藤さんは、大久保 剛
俺は、内藤 隼人
と、変名した
渉「隼人、どうした?難しい顔して」
土「……んぁ?」
父の名を貰い、隼人としたけど
慣れねぇな
渉「隼人」
土「おう」
渉「俺が、七重だったり渉だったりするみたいに、名前変わるとへんだな」
弘「自分で言うな!!」
沖「土方さん!」
土「なんだ?総司」
沖「駄目ですね…隼人でしょ!」
土「そうだった……」
3人が、心配って目を向ける
この頃
隊士募集で、日に日に、人が増え
統率を計るのに、頭を悩ませていた
俺は、常に先頭に立ち
皆に激を飛ばした
そうすることで、隊士がまとまり
士気が上がった
沖「ゲホッ ゲホッ ゲホッ」
総司の労咳は、少しづつ悪くなる
ある日
新選組ではないかと、疑われる
近「俺が、大久保 大和と変名し投降しよう!隼人、鎮撫隊を任せる」
大将が投降だなんて、させるかよ!!!
土「なに言ってやがる!!」
近「少しでも、時間を作り、隊士を会津へ
いいか!!これは、局長命令だ!!!」
こんな威勢の良い近藤さんは、久しぶりだ
豪快に笑って、総司と渉の頭を撫でる
涙をこらえ、拳を震わせる2人
近藤さんは、堂々と投降した
土「斎藤、支度してくれ……」
先に、隊士を動かした
俺は、近藤さんを助けて欲しいと
知り合いに頼んで廻った
残っている隊士に、稽古をつける渉
「少しいいか?」
「はい」
人気のない所へ誘い出した
「近藤さんは、どうなる?」
「それを聞いてどうするの?」
質問を質問で返してきた
どうするかなんて、決まってる
「近藤さんを助けたい!!」
「隼人、近藤さんの気持ちを大事にして!
助けることは、出来ない!
前を向いて、隼人が今やるべきことをして!」
それは、近藤さんが死ぬと言うことか?