*武士の花*~花は桜木、人は武士~
俺達3人は、谷口について行き
裏口から、置屋に入った
「渉… 本当に連れて来たのかよ…」
「悪いな…手伝ってくれ」
俺は、部屋の隅に座り総司と平助が着替えたり、化粧をする様子を見ていた
谷口は、渉という名前らしい
そして、渉を手伝っているのは
この置屋の下男 弘吉(コウキチ)という男
手際良く
2人が女に化けた
土「見えるもんだな……」
化粧とは、恐ろしい
「渉様」
「入れ」
泣きじゃくる女と、女を支え歩く女が入って来た
「本日、床入りを許されました」
「おめでとうございます
で?……泣くほど嫌な客なのか?」
「……こっ……怖くてぇ」
「そっかぁ… よしよし…」
渉が宥めると女は、笑顔を見せ始めた
「何が食べたい?」
「白玉の入ったぜんざい」
「部屋に戻って待ってな!作ってやる!」
女達は、部屋を出た
「んじゃ、ちょっと作ってくる」
「渉は、本当…女に甘いよなぁ」
「俺が甘やかさないで、誰が甘やかすんだ?」
沖「僕も食べたい!!」
「チッ 男を甘やかす趣味は、ねぇよ!」
そう言って、渉も部屋を出た
裏口から、置屋に入った
「渉… 本当に連れて来たのかよ…」
「悪いな…手伝ってくれ」
俺は、部屋の隅に座り総司と平助が着替えたり、化粧をする様子を見ていた
谷口は、渉という名前らしい
そして、渉を手伝っているのは
この置屋の下男 弘吉(コウキチ)という男
手際良く
2人が女に化けた
土「見えるもんだな……」
化粧とは、恐ろしい
「渉様」
「入れ」
泣きじゃくる女と、女を支え歩く女が入って来た
「本日、床入りを許されました」
「おめでとうございます
で?……泣くほど嫌な客なのか?」
「……こっ……怖くてぇ」
「そっかぁ… よしよし…」
渉が宥めると女は、笑顔を見せ始めた
「何が食べたい?」
「白玉の入ったぜんざい」
「部屋に戻って待ってな!作ってやる!」
女達は、部屋を出た
「んじゃ、ちょっと作ってくる」
「渉は、本当…女に甘いよなぁ」
「俺が甘やかさないで、誰が甘やかすんだ?」
沖「僕も食べたい!!」
「チッ 男を甘やかす趣味は、ねぇよ!」
そう言って、渉も部屋を出た