*武士の花*~花は桜木、人は武士~
池田屋に到着した
中からは、刀のぶつかる音が響いていた
すぐに、加勢しようとしたが
シュッ
渉が、俺の前に立ち塞がる
「もうじき、会津が来る
手柄をとられねぇように、廻りを囲めよ」
そう言って、中に入ろうとする
「まて!!お前、丸腰じゃねぇか!」
「戦いに行くわけじゃねぇよ」
じゃあ何しに、行くんだ?
「危ねぇから、中に入るのはやめろ!」
「自分の身は守れるよ
怪我人の手当てをしようかなって
明るくなるまで、帰らないんだろ?」
「お前は、羽織がねぇから、斬られるぞ」
「平気!」
止めるのも聞かず、中に入って行った
すぐに池田屋の廻りを固める
会津が到着したのは、池田屋がすっかり静まった頃
ここで、手柄をとられちゃあ中の奴らに
申し訳ねぇな…
「新選組 副長 土方歳三
ここは、新選組が御用改め中である!!
中に入れることは、出来ません!!
お引き取り願おう!!」
ごちゃごちゃ言われたが、知ったことか
中の様子も気になるが
俺は、俺の仕事をしねぇとな
中からは、刀のぶつかる音が響いていた
すぐに、加勢しようとしたが
シュッ
渉が、俺の前に立ち塞がる
「もうじき、会津が来る
手柄をとられねぇように、廻りを囲めよ」
そう言って、中に入ろうとする
「まて!!お前、丸腰じゃねぇか!」
「戦いに行くわけじゃねぇよ」
じゃあ何しに、行くんだ?
「危ねぇから、中に入るのはやめろ!」
「自分の身は守れるよ
怪我人の手当てをしようかなって
明るくなるまで、帰らないんだろ?」
「お前は、羽織がねぇから、斬られるぞ」
「平気!」
止めるのも聞かず、中に入って行った
すぐに池田屋の廻りを固める
会津が到着したのは、池田屋がすっかり静まった頃
ここで、手柄をとられちゃあ中の奴らに
申し訳ねぇな…
「新選組 副長 土方歳三
ここは、新選組が御用改め中である!!
中に入れることは、出来ません!!
お引き取り願おう!!」
ごちゃごちゃ言われたが、知ったことか
中の様子も気になるが
俺は、俺の仕事をしねぇとな