*武士の花*~花は桜木、人は武士~
バタバタと足音がして、総司と弘吉がやって来た
「わっ……七重?」
「貴方は……」
ヤバイ!!俺は、総司を止める為
物影から出た
目で総司に、黙れと言う
「七重……」
弘吉が渉に近づくと・・・コテン
「渉かよ!」
「当たりめぇだろ」
ひっくり返され、弘吉が残念がる
「悪かったな…七重じゃなくてよぉ」
「紛らわしい頭すんなよ…
見分けつかねぇよ」
「なんの用事?」
沖「そうでした!!
身請けの話、聞きましたよ!!」
弘「おうおう!!それだ!!」
「誰からきいた?」
弘「男がさっき店に来た
明日、2人で街に出るらしいぞ!!」
「へぇ~」
渉は、他人事な返事をした
沖「身請けなんて、男だとバレたら、どうするんです?やめた方がいいですよ!」
「沖田……心配してくれてる?
珍しいこともあるもんだ」
変な奴を見る目で、総司を見る
その目が開いた
「永倉さん達が危ない……囲まれる」
今、巡察しているのは、永倉と松原の組
土「どこら辺かわかるか?」
「えっと…旅籠 河内屋の看板が見えた」
「わかった!武田組を応援にやろう」
訳がわからない様子の総司と山崎
すぐに、武田達を向かわせた
沖「僕も行きます!」
「沖田は、まだダメ!!」
弘「渉……少し先が見れるのか?
七重も…見えるって言ってた」
「は?知らねぇぞ?」
弘「そんなことあるはずないって
慶太郎と俺
信じてやらなかった
ちゃんと、聞いてやれば
七重は…死なずにすんだかも」
「んなことどぉでもいい
今さら、帰ってくるわけでもねぇ
見えるからって、助けられる訳じゃない」
それは……慶太郎の事を言ったのか?
それとも……家元か?
「あっ……」
土「どうした?」
渉の顔色が悪い
目を開き、少し体が震えていた
土「大丈夫かよ? おいっ!!」
渉が意識を飛ばし、ぐにゃりと倒れる処を
近くにいた山崎が、受け止めた
浅い呼吸を繰り返し、苦しみに顔を歪めた
一体どおしたって言うんだ
「わっ……七重?」
「貴方は……」
ヤバイ!!俺は、総司を止める為
物影から出た
目で総司に、黙れと言う
「七重……」
弘吉が渉に近づくと・・・コテン
「渉かよ!」
「当たりめぇだろ」
ひっくり返され、弘吉が残念がる
「悪かったな…七重じゃなくてよぉ」
「紛らわしい頭すんなよ…
見分けつかねぇよ」
「なんの用事?」
沖「そうでした!!
身請けの話、聞きましたよ!!」
弘「おうおう!!それだ!!」
「誰からきいた?」
弘「男がさっき店に来た
明日、2人で街に出るらしいぞ!!」
「へぇ~」
渉は、他人事な返事をした
沖「身請けなんて、男だとバレたら、どうするんです?やめた方がいいですよ!」
「沖田……心配してくれてる?
珍しいこともあるもんだ」
変な奴を見る目で、総司を見る
その目が開いた
「永倉さん達が危ない……囲まれる」
今、巡察しているのは、永倉と松原の組
土「どこら辺かわかるか?」
「えっと…旅籠 河内屋の看板が見えた」
「わかった!武田組を応援にやろう」
訳がわからない様子の総司と山崎
すぐに、武田達を向かわせた
沖「僕も行きます!」
「沖田は、まだダメ!!」
弘「渉……少し先が見れるのか?
七重も…見えるって言ってた」
「は?知らねぇぞ?」
弘「そんなことあるはずないって
慶太郎と俺
信じてやらなかった
ちゃんと、聞いてやれば
七重は…死なずにすんだかも」
「んなことどぉでもいい
今さら、帰ってくるわけでもねぇ
見えるからって、助けられる訳じゃない」
それは……慶太郎の事を言ったのか?
それとも……家元か?
「あっ……」
土「どうした?」
渉の顔色が悪い
目を開き、少し体が震えていた
土「大丈夫かよ? おいっ!!」
渉が意識を飛ばし、ぐにゃりと倒れる処を
近くにいた山崎が、受け止めた
浅い呼吸を繰り返し、苦しみに顔を歪めた
一体どおしたって言うんだ