タイトル
雨が降っていた。
町は、暗く、まるで、この世の終わりのような…空。かさをさして歩く人、かさがなく、大変なことになってる人、なおも、雨は、降り続ける。




『よめこちゃん、また、彼氏とケンカ?』

『違うよ。心配ありがとう。』


猫かぶりのよめこ(笑)


『それより、祖花くん(そはなくん)とは、どこまで、いってるの?』


友達に負けたくなくて、ひやかしてしまうよめこ。


『よめこはさぁー、夜可葉くん(やかはくん)とは、どこまでいった?』



かぁー。顔が赤くなり、何も答えられない。自分も聞いたくせに。


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