幼なじみはアイドルの先輩
「こんなに機密をペラペラ漏らす総帥とは思いませんでした」


「…………許してね」


私も精神的ショックであることないこと社先生にぶちまけてしまったのです。


「お詫びに私の注文する飲み物は総帥持ちで」


「ご了解です」


シラフの状態で聞けるなら安い代償っすよ。


「う〜ん、そんなこと言ってたんですかあ?酔っぱらっても事実は言えるんですね」


うわ!言っちゃってくれましたよ。


「そんな顔しないでください。今すぐの話じゃないですし」


「わかってるけどさあ……」


今日は3人仲良く緑茶を飲みましょう。


「5年後に仮に昇格したら、結構な人数がグループに振り分けられます。私も30歳前後になるし、身体がもちませんしいいタイミングです」


< 1,045 / 2,020 >

この作品をシェア

pagetop