幼なじみはアイドルの先輩
ひかるさんについていった先に確かに占いの館っぽいのがあった。
商業施設の中だから、テーブルとパイプ椅子という何ともシンプル。
私らがやって来たのに、背中を向けて何やらヒソヒソ耳打ちしてるお2人がいるが……。
「美登里さ〜ん!」
ひかるさんの呼びかけに美登里さんは一瞬睨んだ後に柔和な笑みを作った。
私、その一瞬でも息を呑んじゃいました。
「どうもご無沙汰しております」
「うわ!!え!?杏子さん?どうしたんです?え!まさか……」
ヒソヒソ話してたのは娘でした。
察しのいいひかるさんは大体おわかりになった様子だ。
「杏子がどうしてもって聞かないから、しばらくあたしの見習いとしてお客様に相手してもらうの。早速のお客様があなたたちである意味よかったわ」
商業施設の中だから、テーブルとパイプ椅子という何ともシンプル。
私らがやって来たのに、背中を向けて何やらヒソヒソ耳打ちしてるお2人がいるが……。
「美登里さ〜ん!」
ひかるさんの呼びかけに美登里さんは一瞬睨んだ後に柔和な笑みを作った。
私、その一瞬でも息を呑んじゃいました。
「どうもご無沙汰しております」
「うわ!!え!?杏子さん?どうしたんです?え!まさか……」
ヒソヒソ話してたのは娘でした。
察しのいいひかるさんは大体おわかりになった様子だ。
「杏子がどうしてもって聞かないから、しばらくあたしの見習いとしてお客様に相手してもらうの。早速のお客様があなたたちである意味よかったわ」