幼なじみはアイドルの先輩
サブローがよそのグループをほめるとはなあ。


素直じゃない俺はサブローに何か魂胆があるのではないかと勘繰ってしまう。


「サブロー、水原のツイッターフォローしてるだろ?」


「え!?まあ、フォローしてますよ」


あっさり白状したな。


「別にどうこう言うつもりはないが、サブローがよそのアイドルのツイッターフォローするってなかなかないから気になってな」


「俺は彼女をアイドルとして見てないですよ。俺も経営の1人ですから、彼女に興味がある……変な意味ではないですよ。共にグループの分野は違えど経営を任されてる人間たちの1人としてです」


いつもは淡々と喋るサブローが急に熱を帯びて熱く語った。


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