幼なじみはアイドルの先輩
ライブが始まり、仕上がり具合をチェック。


やかましく言ったが、やはり高松は他の誰よりも目立ってる。


若い力にいちいち文句つけてもしょうがないか。


アマゾナイトのバックダンサーもひけをとらない。


修正する能力はメジャーデビューしても通じるだろう。


途中杏が記者席にやって来た。


「問題ないですか?よかったあ。アンコールでインディーズデビューシングル披露させていただきますので、サブローさん期待しててください」


サブローは親指を立てた。


本家のプロデューサーはここにどっしり構えてるんだが…………。


杏はまた外へ出てくし。


フットワークの軽さは若い子の特権だな。


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