幼なじみはアイドルの先輩
古谷が恥ずかしがってるのは、去年のライブリハーサルの時のことだ。
全員調子が今一つでダラダラとリハーサルしてる最中に古谷がキレ気味になった。
「生意気なこと言いますけど、こんなんでライブやる気ですか!?あたしだったらお金返せって怒鳴りますよ。ダルいんならみんな帰りましょうよ。あたしは、いつものみんなが帰ってくるまでリハーサルしてますから」
私が言おうとしようとした説教を古谷が代わりにかなり丁寧にしてくれた。
後輩が物申すという画期的な出来事は、すぐ社先生の耳に入った。
「よかったな!次期総帥の1番手だ」
社先生も私も、この時は古谷もキレることあるんだなあって感心するだけのレベルだったのにね。
全員調子が今一つでダラダラとリハーサルしてる最中に古谷がキレ気味になった。
「生意気なこと言いますけど、こんなんでライブやる気ですか!?あたしだったらお金返せって怒鳴りますよ。ダルいんならみんな帰りましょうよ。あたしは、いつものみんなが帰ってくるまでリハーサルしてますから」
私が言おうとしようとした説教を古谷が代わりにかなり丁寧にしてくれた。
後輩が物申すという画期的な出来事は、すぐ社先生の耳に入った。
「よかったな!次期総帥の1番手だ」
社先生も私も、この時は古谷もキレることあるんだなあって感心するだけのレベルだったのにね。