幼なじみはアイドルの先輩
第42話 10周年突入
【杏 side】
亜矢さんとのコラボした効果が徐々に出てきた。
テレビ番組で今注目のインディーズアーティストとして取り上げられました。
取材も多くなった。
嬉しい悲鳴だけど、リーダーを交代したばかりだから、どうしても不慣れだ。
取材する側は初々しさ大歓迎でさほど気にはしてない。
菜穂さんが瑠花にリーダーの心構えを説く毎日ですよ。
「瑠花、まだ聞いてなかったけど、理想のリーダーっている?」
「それは、もう断然ゆかり総帥です」
菜穂の問いかけに瑠花は迷うことなく答えた。
「でも、ああいう強いリーダーシップ自分に持てるかどうかはわかりません」
「瑠花、アマゾナイトは無理してガーネットになる必要はない。江藤先輩のようになれとは言わないけど、力抜いてやってればみんなついてくるから」
「チーフの言う通りだよ。あたしはそんな感じで教えていくから、瑠花は瑠花で振る舞ってればいいよ」
アマゾナイトのほとんどのメンバーはゆかりをリスペクトしてる。
ゆかりというお手本を忘れる作業をしていかないとね。
亜矢さんとのコラボした効果が徐々に出てきた。
テレビ番組で今注目のインディーズアーティストとして取り上げられました。
取材も多くなった。
嬉しい悲鳴だけど、リーダーを交代したばかりだから、どうしても不慣れだ。
取材する側は初々しさ大歓迎でさほど気にはしてない。
菜穂さんが瑠花にリーダーの心構えを説く毎日ですよ。
「瑠花、まだ聞いてなかったけど、理想のリーダーっている?」
「それは、もう断然ゆかり総帥です」
菜穂の問いかけに瑠花は迷うことなく答えた。
「でも、ああいう強いリーダーシップ自分に持てるかどうかはわかりません」
「瑠花、アマゾナイトは無理してガーネットになる必要はない。江藤先輩のようになれとは言わないけど、力抜いてやってればみんなついてくるから」
「チーフの言う通りだよ。あたしはそんな感じで教えていくから、瑠花は瑠花で振る舞ってればいいよ」
アマゾナイトのほとんどのメンバーはゆかりをリスペクトしてる。
ゆかりというお手本を忘れる作業をしていかないとね。