幼なじみはアイドルの先輩
ゆかりもキムチ鍋が気になり始めた様子で、チラチラと見始めた。


「腹減ったな」


「減りましたね」


「そうだな……今思いついたんだが」


「なんですか?」


「ゆかりも古谷も次期総帥代行もGSⅠに異動すればどうかな?」


ゆかりが固まってしまった。


キムチ鍋の煮えたぎる音が余計に腹をすかせる。


「いや……それは……」


「案だよ。案。しばらくこのままでもう少し様子をみて決めなさい。菜穂も水原も大歓迎だとは思うがな」


「それは……もうキムチ鍋食べますか?」


「食べよう!!」


とりあえず食を優先してこの問題は先送り。


これからに向けて動きだしてるが、今はキムチ鍋食わせておくれ!!





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