幼なじみはアイドルの先輩
「いいよ。任せなさい」
文から頼まれた3日後に、タイミングよくファンクラブミーティングの打ち合わせで杏に会うことが出来た。
休憩に入ったところで杏をトイレに連行した。
「どうしたの?あたしをいじめる気かしら?」
「そんなんじゃありません」
「なら、あたしに告白?残念だけどゆかりはーー」
「あたしはそっち系じゃないよ。文からのメール見た?」
「…………メール?」
付き合いは長い方だけど、今のリアクションはとぼけてはいないように見えるが……。
「見てない?」
「先月から安西代行から引き継ぎが始まってるから、仕事のメールが多くて。もしかしたらまとめて消去したかもしれない」
文から頼まれた3日後に、タイミングよくファンクラブミーティングの打ち合わせで杏に会うことが出来た。
休憩に入ったところで杏をトイレに連行した。
「どうしたの?あたしをいじめる気かしら?」
「そんなんじゃありません」
「なら、あたしに告白?残念だけどゆかりはーー」
「あたしはそっち系じゃないよ。文からのメール見た?」
「…………メール?」
付き合いは長い方だけど、今のリアクションはとぼけてはいないように見えるが……。
「見てない?」
「先月から安西代行から引き継ぎが始まってるから、仕事のメールが多くて。もしかしたらまとめて消去したかもしれない」