幼なじみはアイドルの先輩
なかなか古谷とオフが一緒になれなかったが、ようやくオフが重なった。


とにかく古谷を自宅に呼んであれこれレクチャーする気満々だった。


古谷もそのつもりだったようで、2人の気持ちはいいとこまで一致してた。


だけど……寝転んでしまったら、悪魔のささやきにいつの間にか負けてしまい、半日夢の中だった。


お互い仕事で疲れが溜まってたとは言え、またチャンスを逃した。


「すいません、寝てしまいました」


「あたしもそうだから」


本来なら、古谷のよだれを拭き取ってるはずじゃないんだけどね。


起きたばっかなのに、眠気が襲う。


レクチャーどころではない。





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