幼なじみはアイドルの先輩
「あ、電話じゃない」
「紛らわしい」
膨らみかけた期待が急速にしぼんでゆく。
「安西さんからだ」
『今日2回目のあけましておめでとうございます。言い忘れたけど、明日からの視察に総帥と次期総帥と次期総帥代行がお供するから楽しんで来てね』
悪い冗談ではなくなった。
「そういうことなので、よろしく~」
「正月はゆっくり休めばいいのに」
「そんなわけにはいきませんよ。これでもGSⅠの下っ端ですから先輩に同行して勉強するの当たり前ですよ」
ゆかりがテレビの電源を入れた。
ガーネットがお世話になってる年越しの歌番組だ。
去年までゆかりは、大晦日の歌番組にの後、これにも出てるんだった。
「この人たちブレイクしそうだね」
ちょうど去年デビューしたばかりの女性デュオが歌ってる。
「紛らわしい」
膨らみかけた期待が急速にしぼんでゆく。
「安西さんからだ」
『今日2回目のあけましておめでとうございます。言い忘れたけど、明日からの視察に総帥と次期総帥と次期総帥代行がお供するから楽しんで来てね』
悪い冗談ではなくなった。
「そういうことなので、よろしく~」
「正月はゆっくり休めばいいのに」
「そんなわけにはいきませんよ。これでもGSⅠの下っ端ですから先輩に同行して勉強するの当たり前ですよ」
ゆかりがテレビの電源を入れた。
ガーネットがお世話になってる年越しの歌番組だ。
去年までゆかりは、大晦日の歌番組にの後、これにも出てるんだった。
「この人たちブレイクしそうだね」
ちょうど去年デビューしたばかりの女性デュオが歌ってる。