幼なじみはアイドルの先輩
結局、ゆかりが指定したタイムリミットにガーネットは出ず、努さんからの電話もなく私もゆかりの寝顔を見てるうちに寝ちゃいました。


「…………あれ、起きてるよ。寝てたはずなんだけど……」


ゆかりは?


え?いないよ。


帰ったのかなあ。


…………何か変な感じ。


…………この変な感じは……。


…………私の家じゃないっぽい。


「気がついた?」


誰?


背後から男性の声が聞こえる。


「振り向かないで。振り向いたら言えなくなるから」


え?何なの?


「抱きしめたいなあ」


「……好きにしていいよ」


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