幼なじみはアイドルの先輩
「ちょっと待った。菜穂さんも薫さんも奈留もありがとう。でも、今のあたしがもうガーネットからいなくなるような雰囲気で言ってるように聞こえたから、あたしはまだ卒業しないよ」
酔ってもいないのに顔が真っ赤だよ。
「あなたは選抜祭に出ることが卒業のタイミングだったよね」
「ラジオで言ってたね」
「菜穂さんは聴いてたんですか?」
杏に問われた菜穂は、否定も肯定もすることもなく薫と千晶を見つめる。
「みんな聴いてたんだ……」
「仲間はずれが1人います」
「千晶、あたしは総帥からあとで聞いたよ」
冗談がやや通じない古谷もまたこれでかわいい。
酔ってもいないのに顔が真っ赤だよ。
「あなたは選抜祭に出ることが卒業のタイミングだったよね」
「ラジオで言ってたね」
「菜穂さんは聴いてたんですか?」
杏に問われた菜穂は、否定も肯定もすることもなく薫と千晶を見つめる。
「みんな聴いてたんだ……」
「仲間はずれが1人います」
「千晶、あたしは総帥からあとで聞いたよ」
冗談がやや通じない古谷もまたこれでかわいい。