幼なじみはアイドルの先輩
「みんなに無理言って出てもらうことになったけど、やるからには全員本選に出場できるようになりたい」


「はい!!」


「みんな忙しいけど、今日が貴重な時間だし今から始めるよ」


「はい!!」


菜穂とテレビ見始めてればよかった。


へたに様子をうかがおうとしたのが間違いだった。


結束力が強すぎるよ。


「総帥、そう言うことなので、しばらくテレビを観ててください。これから多少現実逃避もありますから」


「…………そうするわ」


菜穂と私が蚊帳の外になりました。


「しょうがない。待とう」


菜穂は忍耐強いなあ。


私はゲームを極めずに卒業していきそうだ。


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