幼なじみはアイドルの先輩
「そっちの仕事はどうなの?2年経つけど」
「うーん、どうかなあ」
「あと2年は続けるんだよね?」
「それは続ける。でも、その後が」
ママが何か言いかけたが、思い直してアイスコーヒーを口に含んだ。
「ママもゆっくりしたいお年頃だしなあ」
「それは……何となくわかるけど」
「あなたはどうなのよ?27でしょ?」
「みんなから高校生って言われる」
ママが眼鏡をかけて私をまじまじと眺める。
「へえ~、高校生ねえ。うーん、身内から見るとそんなようなそうでもないような……。ママの目も年取ったかな」
「うーん、どうかなあ」
「あと2年は続けるんだよね?」
「それは続ける。でも、その後が」
ママが何か言いかけたが、思い直してアイスコーヒーを口に含んだ。
「ママもゆっくりしたいお年頃だしなあ」
「それは……何となくわかるけど」
「あなたはどうなのよ?27でしょ?」
「みんなから高校生って言われる」
ママが眼鏡をかけて私をまじまじと眺める。
「へえ~、高校生ねえ。うーん、身内から見るとそんなようなそうでもないような……。ママの目も年取ったかな」