幼なじみはアイドルの先輩
第52話 チャンスをこの手に!!
【杏SIde】
デビュー9周年は台風並みの強風が私をお祝いしてくれた。
朝セットした髪が見るも無残なことに。
しょうがないけど、このまま事務所に向かうことに。
「おはようござい…………先生!!」
社先生が亨おじさんと打ち合わせみたいなことをしていた。
「水原、髪ボサボサだな」
男性2人は笑いをこらえるのに必死だった。
「…………セットし直してきます」
私のプライドが許してくれなかった。
こんなことなら車内で応急処置すればよかった。
「お~、いつもと変わらん水原じゃないか」
「ありがとうございます」
デビュー9周年は台風並みの強風が私をお祝いしてくれた。
朝セットした髪が見るも無残なことに。
しょうがないけど、このまま事務所に向かうことに。
「おはようござい…………先生!!」
社先生が亨おじさんと打ち合わせみたいなことをしていた。
「水原、髪ボサボサだな」
男性2人は笑いをこらえるのに必死だった。
「…………セットし直してきます」
私のプライドが許してくれなかった。
こんなことなら車内で応急処置すればよかった。
「お~、いつもと変わらん水原じゃないか」
「ありがとうございます」