幼なじみはアイドルの先輩
「ホント?」
「ホント」
「絶対?」
「絶対です。あたしの他に愛結さんも劇場専門チームに振り分けられるからよかったじゃん。葉月は愛結さん命でしょ?」
「はい!そうです!」
わざわざ手挙げなくてもいいのに。
「ほら、鳴ってるよ」
葉月の着信音はグループの曲だ。
知り合った頃から着信音の曲は変えるが、グループの曲をチョイスしている。
「……今から行く」
「早く彼のとこ行ってやりな」
「もう!夜なんだけどなあ」
ブツブツ文句言ってる割には顔が真っ赤ですよ。
「あたし行くわ。ポップコーンありがとね」
蓋を閉めてバッグに詰め込んでテーブルに置いてあった缶コーヒーを持って愛する彼の元へ行きました。
葉月は自宅から劇場まで自転車通勤してるけど、遅くならないか心配。
いつも髪を後ろに束ねている姿しか見たことないから、彼氏の前では髪を下ろしてるのかなあ。
彼氏がいないのに、親友の彼氏のことでああだこうだ妄想してしまってました。
「ホント」
「絶対?」
「絶対です。あたしの他に愛結さんも劇場専門チームに振り分けられるからよかったじゃん。葉月は愛結さん命でしょ?」
「はい!そうです!」
わざわざ手挙げなくてもいいのに。
「ほら、鳴ってるよ」
葉月の着信音はグループの曲だ。
知り合った頃から着信音の曲は変えるが、グループの曲をチョイスしている。
「……今から行く」
「早く彼のとこ行ってやりな」
「もう!夜なんだけどなあ」
ブツブツ文句言ってる割には顔が真っ赤ですよ。
「あたし行くわ。ポップコーンありがとね」
蓋を閉めてバッグに詰め込んでテーブルに置いてあった缶コーヒーを持って愛する彼の元へ行きました。
葉月は自宅から劇場まで自転車通勤してるけど、遅くならないか心配。
いつも髪を後ろに束ねている姿しか見たことないから、彼氏の前では髪を下ろしてるのかなあ。
彼氏がいないのに、親友の彼氏のことでああだこうだ妄想してしまってました。