幼なじみはアイドルの先輩
お祝いということなので、2個目のショートケーキを食べてたら、ゆかりのスマホが鳴った。
険しい顔からして仕事関係からの電話かな。
「誰から?」
「マネージャー。明日急に撮影入ったからよろしくって」
「忙しいのはいいことよ」
「そうだけどさ。みんなほとんど寝てないし、体調不良になる子多いし、愛結も劇場専属になっちゃうし久留米さんも社先生も何考えてんだろ。そもそも何で愛結が劇場専属になるの?杏は……聞いてないか」
早口でまくし立てるゆかりの目にもクマが見えるし、話してる途中何度もあくびした。
ゆかりの希望に応えたかったけど、文さんが訪問してくれたおかげで聞きそびれたんです。
険しい顔からして仕事関係からの電話かな。
「誰から?」
「マネージャー。明日急に撮影入ったからよろしくって」
「忙しいのはいいことよ」
「そうだけどさ。みんなほとんど寝てないし、体調不良になる子多いし、愛結も劇場専属になっちゃうし久留米さんも社先生も何考えてんだろ。そもそも何で愛結が劇場専属になるの?杏は……聞いてないか」
早口でまくし立てるゆかりの目にもクマが見えるし、話してる途中何度もあくびした。
ゆかりの希望に応えたかったけど、文さんが訪問してくれたおかげで聞きそびれたんです。