幼なじみはアイドルの先輩
他人の心配より、自分の心配をしたらいいのに。


すぐゲームにハマっちゃいました。


しかも、今日は調子がマジサイコー。


このまま行ったれーと気合い入れた直後着信画面に切り替わりました。


調子がいい時の定番パターンです。


気持ちがプッツンしました。


こうなったら、数時間間を置かざるを得ない。


「はい?」


『文で〜す』


いくら私の個人的事情とはいえ、文に八つ当たりしたくなる気分だよ。


「ごめん。もうそんな時間かあ」


『今家の前に来てるよ。ピンポン鳴らすね』


文から電話を切った後、すぐに鳴りましたよ。


廊下に出たらやっぱ寒いなあ。


ガクガク震えながら玄関へ。


< 24 / 2,020 >

この作品をシェア

pagetop