幼なじみはアイドルの先輩
みんな嬉しいんだろうけど、どうしようかなあ。


私はみんなと違って温度差がかなりあるよ。


「以上です。残念ながら今回ご縁がなかったみなさんもあきらめずに挑戦していけば必ず道は開けると思います。決してあきらめないでください。今からオーディション合格者には移動してもらいます。それ以外の方は今日はお疲れ様でした」


社プロデューサーの話が終わるなり、藍ちゃんが麗奈ちゃんと綾女ちゃんに声をかけた。


「一緒に頑張っていこ!」


「よろしくね!」


藍ちゃんはすでに同期のリーダー的存在になってる。


みんなで一緒にオーディション会場へ。


「うわ〜、なにこれ」


藍ちゃんが呆気にとられていた。


「すご〜い」


百合ちゃんは目をキラキラ輝かせてる。


たくさんのカメラマンが待ち構えていた。


それに、見たことあるレポーターさんもいる。

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