幼なじみはアイドルの先輩
オーディションも終わり、今夜久しぶりに運営幹部らとメシに行くことになった。
今の連中は某焼肉店の個室が大のお気に入りらしく、オッサン連中に対しての気配りなんかこれっぽっちもない。
年を重ねるにつれ胃が受けつけなくなってくるんだよ。
まあこの世界は付き合いで成り立つから余計な心配をかけたくないから業界ぶって肉を食べてはいるけど。
「ご無沙汰です」
「元気だったか?」
業界人御用達の店だが、貢献度からいけばかなり上位だと自信はある。
「ところで、風の噂で3人目生まれたんだって聞いたけど?」
「はい。おかげさまで」
「少しだけど、生活の足しにしなさい」
下駄箱に入れるのが定番だ。
鍵は本来自分で持つのだが、俺にはそれがどうしても気持ち悪くてスタッフに預けてる。
今の連中は某焼肉店の個室が大のお気に入りらしく、オッサン連中に対しての気配りなんかこれっぽっちもない。
年を重ねるにつれ胃が受けつけなくなってくるんだよ。
まあこの世界は付き合いで成り立つから余計な心配をかけたくないから業界ぶって肉を食べてはいるけど。
「ご無沙汰です」
「元気だったか?」
業界人御用達の店だが、貢献度からいけばかなり上位だと自信はある。
「ところで、風の噂で3人目生まれたんだって聞いたけど?」
「はい。おかげさまで」
「少しだけど、生活の足しにしなさい」
下駄箱に入れるのが定番だ。
鍵は本来自分で持つのだが、俺にはそれがどうしても気持ち悪くてスタッフに預けてる。