幼なじみはアイドルの先輩
無表情で迫ってくるので、朝から恐怖を感じてしまった。


しりもちつかなかっただけでもよかった。


「社長、だからもう少し待ちましょうって言ったんですよ」


「どうやらそのようだ。杏ちゃんなら早く準備出来てると思って」


「こんな時の女性は時間をかけるものなんです。以後気をつけてください」


「承知した」


どうやら亨おじさんが先走ったようですな。


真帆さんのおっしゃる通りこういう時の女性は時間がいくらあっても足りないんだ。


こうして2人に相手してるより髪を整えたいんだ。


「下で待ってましょう。いいですね?」


「承知した」


亨おじさんの背中が寒そうに見えるけど今は構ってられません。すいません!


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