幼なじみはアイドルの先輩
これは文が悪いんじゃないよ。


ちゃんと事前に親友代表のスピーチをお願いって頼まれたんだから。


文のために一肌脱げるぞとスピーチ考えてたのに、劇場の仕事が立て込んでしまいおろそかになってた。


今から頭を捻り出して考えねばいけない。


もう寝ませんよ。悪夢にうなされるんなら起きて考えます。


その私の気持ちを後押ししてくれたか、亨おじさんが式場のホテルに到着するまでとある有名なグラビアアイドルさんの素行不良を延々と語ってくれた。


生々し過ぎてとても寝るにはもったいなかった。


そんな素行不良のグラビアアイドルさんでもなぜか仕事が入ってなぜか生き残ってる世界なんです。


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