幼なじみはアイドルの先輩
どうやらお互い健康志向で気が合ってしまったようだ。


「では、乾杯!」


「かんぱ〜い!」


俺もゆかりも半分近く飲んだ。


「あ〜最高!」


ジョッキ持ちながら片方の手で肉やら野菜やらを焼いてます。


しばらく一緒に行かないうちに慣れてしまったな。


「先生!これとこれと。あれも焼けてるな。はい!」


素早く俺の皿に移しかえた。


ちなみに俺も塩ダレです。


若い奴の真似は一切してないので。


「今日はお疲れ様でした」


酔ってんのか?なぜに敬礼なんだ。


「単刀直入にリーダーとしてどう思った?」


「今回はなかなかの粒ぞろいだと思いますよ」


一気に黒ウーロン茶を飲み干してタッチパネルを手元に。


俺はスマホを出した。


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