幼なじみはアイドルの先輩
「1週間ってこんなに長いなんてね。時差ボケのせいかな?あの国際電話から長く感じるわ」


そうです。全ては亨おじさんからの国際電話から始まり、私が軽い気持ちで2人が劇場メンバーになったら面白そうってポツリと呟いてからがいろんな人を巻き込んで今に至ってるんです。


とりあえず、明日がヤマです。


私があらゆるところから袋叩きにあうかもしれません。


現実から逃げ出す必須アイテムは持ち合わせてますから、身も心もボロボロになるのはそれなりに小さく抑えられるとは思う。


自宅に戻り、明かりをつけたらタイミングよく社先生からお電話です。


『お疲れ』


「お疲れさまで〜す」


『酒でも飲んでんのか?』


「え?いいえ。ちょっと緊張から解放されて浮いてる気分です」


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