幼なじみはアイドルの先輩
それにしても今日は飲み物が運ばれて来るのが早い。


せっかちな久留米にしてみたら流れが早いのでご機嫌だろう。


早速芋焼酎の水割りを一口口に含んだ。


ビール飲んでる時と顔が違うね。


「あの子は将来のセンター間違いないです!だからこそ、明日のガイダンスが超重要なわけ。あゆみさん、お願いしますよ」


「はいは〜い。わかっておりますよ〜」


一旦焼肉将軍を休憩し、ノンアルコールカクテルを一気飲みした。


ビール以外は何でも口に出来る姉御は俺とサシで飲んでるときに本領を発揮する。


ノンアルコールカクテルの一気飲みなんて屁でもないよ。


「俺、トイレ行きま〜す」


「もう行くのかよ!はえ〜な」


意味不明のVサインで阿久津は立ち上がった。


陽気な笑い声やら甲高い説教じみた話がうるさく耳に入ってきますよ。


同業者連中のストレスが2階に憑依しまくってる。


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