幼なじみはアイドルの先輩
「私らは反対しないです」


「そうですか。劇場とも話をした結果、非正規メンバーも半月のペースにします。身体が資本ですからね。余裕も生まれて仕事がはかどる効果も大いにありです」


「よかったな三井」


「ありがとうございます!?」



三井さんは立ち上がって社先生に深く頭を下げた。


「楽曲制作なんだが、しばらくシングルは俺が作詞作曲するから、阿久津は仕上がったやつを自己流でアレンジしなさい」


社先生作曲もするの?


超マジじゃん。


この場で突然言い渡されるから阿久津さん固まるよ。


それを加納さんと早月さんが大きい身体を揺すり、正気を取り戻した。


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