幼なじみはアイドルの先輩
「明日学校だしな。せっかくチーフが向こうで歌って踊るのにもったいないなあ」


そんなことはないです!


私の勇姿は劇場で好きなだけ観ること出来るよって言いたいけど、本人は今頃新幹線で移動中でいないよ。


「俺は冗談で言ってないぞ。娘は、水原のこと記者と勘違いしてるからな。勘違いを解消するチャンスが今日だったのに惜しいことしたなあ」


社先生は額に手を当てて物凄く残念がった。


だから先生、奈未ちゃんを劇場に招待していただければ、私はフルでステージに立ちますよ。


こういった広々とした空間じゃないから、私だとすぐに認識してアイドルのお姉さんだって思うはずです。


今度会談する機会があれば提案します。

< 909 / 2,020 >

この作品をシェア

pagetop