幼なじみはアイドルの先輩
「杏、待ってよ〜。杏の分おごるからさあ」
「…………気をつけてくださいね!」
「気をつけます……」
「ごちそうになります!」
わずか4年の間に元エースを手玉に取るなんて。
怖い女って自覚してるところがもっと怖いよ。
涼さんとの合流場所はしゃぶしゃぶ食べ放題のお店だった。
応対した私らと同年代っぽいアルバイトの女の子が、ひかるさんを見て何か言いかけようとしたけど、思いとどまってやるべきお仕事に徹した。
「お疲れ様〜」
1人でもう始めてますね。
「ここのお店の店長さん涼さんと大学の同級生なんだって」
「そうなんですか!?」
「そうよ〜。店長に話はつけてあるから、サービスしてくれるよ。それと、ひかる知ってるバイトの子結構いるから、後でサイン書いてよ」
「…………気をつけてくださいね!」
「気をつけます……」
「ごちそうになります!」
わずか4年の間に元エースを手玉に取るなんて。
怖い女って自覚してるところがもっと怖いよ。
涼さんとの合流場所はしゃぶしゃぶ食べ放題のお店だった。
応対した私らと同年代っぽいアルバイトの女の子が、ひかるさんを見て何か言いかけようとしたけど、思いとどまってやるべきお仕事に徹した。
「お疲れ様〜」
1人でもう始めてますね。
「ここのお店の店長さん涼さんと大学の同級生なんだって」
「そうなんですか!?」
「そうよ〜。店長に話はつけてあるから、サービスしてくれるよ。それと、ひかる知ってるバイトの子結構いるから、後でサイン書いてよ」