私の上司
第二章
.
『厳しすぎるよね!
毎日毒舌ばっかり。
第一、大好きとか愛してるとか言って貰えた事ないんだよ?
本当に好きで付き合ってんのかな。』
ブーブーうるさい私の愚痴も聞いてくれる麻木さんは本当に優しい。
「…まだ付き合って時間も経ってないんだしさ、時間が経てば言ってくれるんじゃん?
それにさっきのは花凛ちゃんが好きだから強く出ちゃった嫉妬でしょ。」
そう言って私のウサギを眺める松本さん。
『…でももう少し優しくてもいいやん。』
「なんで関西弁?(笑)」
麻木さんの突っ込みに自分までもが笑ってしまう。
「なになに~?楽しそうじゃん。」
ニコニコしながら私達の近くの椅子に腰を下ろす伊藤さん。
『…楽しいっていうか私怒ってるはずなんですけどね。』
小声で小さく呟く私に対して
「あー!!」
大きな声で私のウサギを指差す伊藤さん。
「これ修ちゃ…一ノ瀬部長のデスクにもブルーのが置いてあった!」
『…え?』
「お揃いだったのー?」
笑顔でウサギさんを眺める相葉の横で、
胸がキュンと狭くなる気がした。
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『厳しすぎるよね!
毎日毒舌ばっかり。
第一、大好きとか愛してるとか言って貰えた事ないんだよ?
本当に好きで付き合ってんのかな。』
ブーブーうるさい私の愚痴も聞いてくれる麻木さんは本当に優しい。
「…まだ付き合って時間も経ってないんだしさ、時間が経てば言ってくれるんじゃん?
それにさっきのは花凛ちゃんが好きだから強く出ちゃった嫉妬でしょ。」
そう言って私のウサギを眺める松本さん。
『…でももう少し優しくてもいいやん。』
「なんで関西弁?(笑)」
麻木さんの突っ込みに自分までもが笑ってしまう。
「なになに~?楽しそうじゃん。」
ニコニコしながら私達の近くの椅子に腰を下ろす伊藤さん。
『…楽しいっていうか私怒ってるはずなんですけどね。』
小声で小さく呟く私に対して
「あー!!」
大きな声で私のウサギを指差す伊藤さん。
「これ修ちゃ…一ノ瀬部長のデスクにもブルーのが置いてあった!」
『…え?』
「お揃いだったのー?」
笑顔でウサギさんを眺める相葉の横で、
胸がキュンと狭くなる気がした。
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